(趣旨)

第1条　この要綱は、任意の予防接種であるインフルエンザ予防接種を希望する者に対し受けやすい体制を整備し、児童等個人のインフルエンザ発症又はその重症化を防止し、併せてこれによりそのまん延の予防を推進するため、インフルエンザの予防接種の費用(以下「予防接種料」という。)の一部又は全部を助成することについて、必要な事項を定めるものとする。

(用語の定義)

第2条　この要綱において、次の各号に揚げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるとことによる。

(助成の対象者)

第3条　予防接種料の助成を受けることができる者(以下「助成対象者」という。)は、接種日において、当町の住民基本台帳に登録している児童の保護者及び妊婦とする。

(助成金の額)

第4条　助成金は予算の範囲内で交付し、助成金の額は1回あたり2,000円とする。生活保護法による保護を受けている者については、接種に要する費用の全額を助成する。ただし、接種実施期間あたり1人につき2回を限度とする。

(費用負担方式)

第5条　予防接種費用の負担方式は、次のとおりとする。

(助成等の申請)

第6条　前条第1号の代理受領方式を利用しようとする助成対象者は、今別町児童等インフルエンザ予防接種費用助成申請書兼代理受領委任状(様式第1号)を指定医療機関に提出しなければならない。

(指定医療機関の請求)

第7条　指定医療機関は第6条第1号の予防接種料の助成額分を請求する時は、今別町児童等インフルエンザ予防接種費用請求書(様式第3号)に、今別町児童等インフルエンザ予防接種費用助成申請書兼代理受領委任状(様式第1号)を添えて町長に提出しなければならない。

(助成の決定)

第8条　町長は、第6条第2号及び前条の申請があったときは、その内容を審査し、適正と認める時は助成金を決定し、申請者等に支払うものとする。

(不当利得の返還)

第9条　町長は、助成対象者が偽りその他不正な行為により助成金を受けたときは、当該助成金を町に返還させることができる。

(その他)

第10条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。