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大開城跡

種類

有形文化財-史跡

所在地

〒030-1505 今別町大川平字西大川平山国有林

管理

今別町教育委員会

指定

町-2

指定日

昭和56年5月11日

 

形状

西側傾斜に沿った濠と丘陵基部北東の突出尾根を切断する濠によって区画され、単郭の郭で東西150m、南北150m、総面積約10,000m2である。

 

概要

今別から大川平に至る道路の中間に大開沢がある。大開沢を入ると一里余に丘陵地帯がある。その地は今淵城主平杢之助俊忠の大開城址である。現況は城址としての掘塁の痕跡を認むべき形状があるが、その区域規模が明らかでない。同城址にのぼれば遠く津軽海峡を隔てて北海道を望むことができる。
もとこの地は南部領であった。平杢之助俊忠も南部の家臣で、この地に命をうけて城主となっていたのが、津軽為信が津軽を統一したとき、南部へ落ちのびたものと思われる。
伝説によると、城主退散のとき金銀、財宝をみな井戸に沈めて去り、踪跡をくらましたということである。

地図

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