計画の背景と目的
当町では、住民生活の移動を支える役割として巡回バスを運行し、町内の各地域から主要な施設を繋いでいるほか、2016年に開業した北海道新幹線・奥津軽いまべつ駅と町中心部も繋いでおり、多様な移動に対応しています。また、町外への移動手段としてJR津軽線が運行し、町外への通勤・通学をはじめ、通院や買い物などの多様な目的での移動に対応しています。
一方、自家用車を利用する世帯の増加や人口減少などの影響もあり、もともと巡回バスや鉄道の利用者数は低迷する状況にありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けさらに利用者は低下しています。さらに、2022年8月の豪雨災害によりJR津軽線が被災し、蟹田駅~三厩駅間が不通(2023年3月現在)となっており、青森市や外ヶ浜町などへの広域的な移動に対して大きな影響を与えています。
このように当町を取り巻く情勢等は大きく変化し続けていますが、今後も町民や来訪者などの移動を支え、多様な連携・交流の基盤となる公共交通を確保・維持することを目的として、当町が目指す将来像に対して、公共交通がどうあるべきかなどの方針を示すとともに、その実現に向けた一定期間でのゴール(着地点)の設定、着地点に向けた具体的な取組などを示す「今別町地域公共交通計画」を策定しましたので公表します。
今別町地域公共交通計画
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今別町地域公共交通計画(概要版)
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